しろくまの宝箱

Wondertrek’s diary

神奈川のご当地アルプスで里山歩き@日蓮アルプス 2017.3.5

2017年3月5日、日連アルプスに行ってきました。
昨年の「相州アルプス」に続いて、神奈川のご当地アルプス第2弾となります。

「日連アルプス」って全く聞き覚えが無いのですが、JR中央本線藤野駅から周回できるご当地アルプスです。陣馬山から丹沢山蛭ヶ岳方面を見たときに、そのふもとに広がっている里山から構成されている低い稜線のようです。最も高いところでも標高500mにも至りません。「日蓮」は「ひづれ」と読み、このあたり一帯の日連(ひづれ)地区から命名されたと思われます。てっきり僧侶の「日蓮(にちれん)」にゆかりがあるのかと勘違いしていました。

中央自動車道を走っていると山腹に突然現れる「緑のラブレター」、これがスタート地点の藤野駅から良く見えます。ここから車道を歩いて、大きな橋を渡って少しするとコンビニ(スリーエフ)があります。おやつの補充がてら、お手洗いを拝借させていただきました。これを逃すと下山までトイレはありませんのでご注意を。金剛山登山口までは駅から20分程度、日当たりがあまり良くないためか空気がとても冷たいです。

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里山なので登山道は細いですが、しっかりしていて危険なところはありません。ですが意外と勾配が急なので、不慣れな方はゆっくり休憩を取りながら登ったほうが良いでしょう。振り返れば展望がある場所もありますよ。

30分ほどで広々とした「金剛山」山頂に到着、金剛山神社でお参りします。テーブルもあるので食事でもしたいところですが、駅を出発して1時間もたっていないので先へ進むことにします。

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次のピークの「峰山」は、縦走路から少し外れたところにあります。このコースで見晴らしが1番良いところかな?陣馬山滝子山など中央本線沿線の山々が良く見えます。ここで引き返して本線に戻りましたが、この先にもう一つのピーク「八坂山」があるようで、そちらのほうがさらに景色が良さそうです(案内板で気が付きました)。

いざ杉峠へ!フォークで造られた小さな案内板が可愛いです。それにしてもこのコースは人に全く会いません。最初に遭遇したのは、犬の散歩に来ていたビーチサンダル履きの男性でした。

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杉峠でまたコースから外れて鉢岡山方面へ。なだらかな登山道を進んでいくと廃屋やら朽ち果てた車やらが現れます。そんなこんなで、あっという間に山頂へ到着です。展望はほとんどなく、かろうじて富士山頂がチラリと見える程度。大きくコースを外れてきた割には得られたものが少なかったかも?

杉峠の分岐まで戻って、昼食が取れるスペースを求めて先へ進みますが、なかなか見つかりません。いつの間にか最後のピーク「宝山」に到着してしまいました。ベンチ・テーブルなどは無かったので、このまま下山しても良いかな?と思っていたのですが、せっかく材料を背負ってきたので、ここでランチをとることに。今日は豚汁とカレーのレトルトパックを使用したうどんです。美味しそうに写真を撮るのは難しいですね…。

下山コースには急なところが一部あり、ロープを頼りに下りるところがあります。これさえ乗り越えれば難所はありません。宅地を通り抜けて、橋を渡って駅へ到着!

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駅から徒歩で周回できるご当地アルプス。ガッツリ登りたい人には物足りないと思いますが、お手軽に縦走気分を味わいたいかたには良いのではないでしょうか?
ただ昼食をとるのに適した場所が金剛山山頂にしかないので、食べるタイミングが難しいですね。宝山あたりにベンチでも欲しいところです。

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