しろくまの宝箱

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「南アルプスの女王」はご機嫌ななめ⁈@仙丈ヶ岳 2016.08.19

2016年8月19~20日に仙丈ケ岳甲斐駒ケ岳に行ってきました。

北沢峠にベースキャンプを設営すると、1回の遠征で2座登頂できて、とても効率がいいスポットです。

1日目は仙丈ケ岳に向かいました。

仙丈ケ岳(標高:3,033m)

山梨県南アルプス市と長野県伊那市にまたがる南アルプス北部の山で、日本百名山の1つに数えられています。女性的な山容から「南アルプスの女王」とも称されています。

北沢峠へのアクセス(東京方面から)

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芦安駐車場(甲府昭和ICから約30分)

  • 夜叉神峠ゲートからマイカー規制となるので、ここでバス・タクシーに乗り換え
  • 市営駐車場は坂の上から順に第1~第8まで。(道路上の立て看板通りに進むと、第1駐車場付近に出る)
  • お勧めは第3駐車場。バス・タクシー乗り場や公衆トイレが近い。(第4~第8は坂のかなり下にあり、乗り場まで登ってくるのに一苦労)
  • 公衆トイレは、立派な小屋の中に仮設トイレが男女とも数台ずつ設置(臭いはきつめ…。手洗い用の水道あり)

芦安-広河原(所要時間:芦安-夜叉神峠 約15分、夜叉神峠-広河原 約40分)

  • タクシーはバスと比べて70円ほど高いが、荷物をひざ上に載せる必要がないので快適
  • 朝一番のタクシーに乗るため、4時頃から乗り場に列ができている(この日で20人ほど)
  • 乗り場に着いたらザックを列に置いて順番をキープ。トイレ等はそのあとでOK。
  • タクシーは5時前に出発し、夜叉神峠のゲートが開く5時半まで停車して待機。公衆トイレあり(水洗)。

芦安-北沢峠(所要時間:約25分)

  • 広河原でバスに乗り換え(タクシーはなし)
  • ここでも車を降りたらバス停へ直行し、ザックを置いて順番をキープ
  • 乗車券はビジターセンター入口の右にある窓口で購入(窓口は6時半ごろ営業開始)
  • トイレはビジターセンター内にあり(手洗い場はなし)
  • バス停の少し先に仮設トイレが並んでいるが、使えるかは不明
  • 出発時刻近くになるとバスがやってきて、満席になると順次出発
  • 立ち乗りは基本的に無さそうだが、途中の野呂川出合バス停で乗り込む場合、空席が無ければ乗車口付近で立つことになっていた

行程

バスに揺られて北沢峠に着いたら、テン場がある「長衛小屋」へ向かいます。平日の朝イチということもあり、一等地を確保できました。

登山口は小屋を出て、バス通りと合流したところにあります。歩き始めて3分位のところに北岳が良く見えるスポットがあるようですが、この日は厚い雲に覆われて、残念ながら全く見えませんでした。

登山道はよく整備されていて、危険と思えるところはありません。
標高差約100mごとに〇合目の看板が出てきますので、休憩の目安になると思います。
5合目の大滝の頭は、復路で合流するポイントになります。

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6合目を過ぎると樹林帯を抜け、視界が明るく開けます。
仙丈ケ岳のあたりまで来ると、ときより青空が見えることがありました。
最盛期を過ぎてしまったようですが、所々に癒しを与えてくれる花があります。

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山頂に到着しても、白い雲は晴れることはありませんでした。昨年登頂した北岳間ノ岳を見ることができず残念です。でも、眼下に広がる雄大なカールを眺めるだけでも登った価値はあったと思います。今度は女王様のご機嫌が良いときに訪れるとしましょう。

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山頂はそれほど広くもなくありません。団体さんが到着したこともあって、1時間ほど下った所にある「馬の背ヒュッテ」で昼食をとることにしました。天候が崩れないうちに下山開始です。夏山の午後は天気が急変しやすいですからね。

下山ルートの途中にある「仙丈小屋」では、バッチを購入しました。

実はこの時くらいから急に気分が悪くなり、足が前に進まなくなってしまいました。

重い足を交互に動かしながら、何とか馬の背ヒュッテまで下りてきました。あまり食欲もなかったのですが、景気付けにコーラを購入して飲み干し、手持ちのパンを少し齧ると何とか歩く元気が出てきました。

馬の背ヒュッテを少し下ると分岐に出ます。山と高原地図で比較するととコースタイムはどちらも同じ、ただし一方は「樹林の急坂」とあります。かかる時間が同じならわざわざ急坂を選ぶこともありませんので、藪沢小屋を経由して、登るときに通過した大滝の頭(5合目)に戻ることにしました。

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 ほどなくして雨粒がポツリポツリと落ちてきました。4合目に着くころには本降りとなって、レインウェアを着込むことになりました。この後は写真を撮ることもなく、雷雨にならないことを祈りながら一目散に下って、何とか無事にテン場へ到着しました。テントの数も増えていますが、まだ設営スペースに余裕がありますね。

雨が降り続くと夕食の用意が大変と思っていましたが、間もなく雨もあがってホッと一安心。濡れてしまったウェア類は着干しをして、少しでも乾かすようにします。(予備のウェア一式ありますが、こちらは就寝時に着たかったので。)

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夕食は相方が用意してくれました。腹ペコの体にしみわたる美味しさでした。テント泊時の食事はこだわりたいのですが、その反面、荷物が重くなるので難しいところです。

食後、翌日の準備をしたら、疲れと日頃の睡眠不足のせいもあり、いつの間にか寝ていました。

追伸:
夕食後、酔われた男性がテン場で転倒して、大怪我をされたようです。
応急処置が行われて、呼び寄せた救急車(到着まで2時間程度)で搬送されました。
せっかくの山旅が台無しにならないよう、お酒はほどほどにしておきましょう。

翌日の甲斐駒ケ岳の記録は、こちらの記事を参照ください。

参考データ

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仙丈ヶ岳日本百名山:36座目)