しろくまの宝箱

このブログでは、登山やカメラのこと、それらにまつわる買い物などを主に書いていきます。

アヤメ平から眺めた百名山@尾瀬 2017.6.24

2017年6月24日に尾瀬に行ってきました。

昨年、百名山巡りで「至仏山」に登っていて、その続きで「燧ヶ岳」に行くというプランがあったのですが、最短ルートの登山口である「尾瀬御池」に仕事明けで行くには遠すぎること、そして最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)直下には雪の壁があって前爪のあるアイゼン・ピッケル推奨との情報があり、今回は見送ることにしました。その代わりに至仏山から眺めて気になっていた尾瀬湿原を歩くことにしました。

日付が変わる頃に「尾瀬戸倉第1駐車場」へ到着して車中泊。夜が明けると車であふれかえっているだろう…と思いきや、半分も駐まっておらずに拍子抜け…。並ぶことなく乗り合いタクシーで「鳩待峠」へ向かうことができました。

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鳩待峠ービジターセンター間は、早歩きで移動します。それというのも、昨年ここで「クマ」に遭遇したからです。今年は姿を見ることもなく通過することができ、ホッと胸をなで下ろしました。(写真は去年撮影したもの)

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ビジターセンターを抜けると目的の湿原が眼前に広がります。本当に写真や映像で見たとおりの絶景、「This is 尾瀬!」といった感じです。正面には「燧ヶ岳」、振り返れば「至仏山」と百名山に挟まれていることを体感できました。

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水芭蕉のピークは過ぎていたけれど、名前を知らない数多くの花々が出迎えてくれました。湿原を満喫していましたが、楽しいときはアッという間に過ぎてしまうもので、気付けば湿原の終わりの「見晴」に到着です。ここで引き返したら鳩待峠にはお昼前に着いてしまう。せっかく尾瀬まで来たので「八木沢道」を通って富士見平小屋へ行き、昼食後にアヤメ平を経由して鳩待峠に戻ることにしました。

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見晴にある小屋の裏手から八木沢道へ入ります。さっきまでの尾瀬とは違う「別の尾瀬」がそこにはありました。うっそうと繁った木々の間を抜ける平坦なルートには人気(ひとけ)が全くありません。何より1番怖かったのがクマが出そうな雰囲気だったこと。こんな所では襲われても、誰にも気付いて貰えそうにありません…。熊鈴を手で鳴らしながら、ひたすら早足で進みました。
八木沢橋を過ぎたあたりからは上空が開けて、本格的な登りが始まります。ここまで来ればクマの心配は無いような気がします。(この先で野ウサギが目の前を横切ったときには冷や汗が出ましたが…)

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見晴-富士見平間の標高差は約450m。普段なら苦も無く登れる高さですが、前週の富士登山の疲れもあってか脚が重いのなんの…。「十二曲がり」と呼ばれる急坂では、「脚が重い…、脚が重い…」と愚痴っていたような気がします。このときは「富士見平小屋で美味しい小屋メシ」を食べることだけを楽しみに登ってました。そう、富士見平に着くまでは…。

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富士見平に到着して小屋を見ると何か様子がおかしい。ガ~ン!まさかの休業中です。小屋メシをあてにしてきたので、満足な食事を用意してません(冷汗)。まぁ予定より早く到着できたので、お腹の方もまだ多少の余裕はあります。やむを得ず非常用に残しておいたおにぎりやパンを食べてしのぐことが出来ました。ついでに冷やしてきた「ALL-FREE」をグビッと!

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※富士見平小屋は2015年をもって、82年にわたる営業をやめてしまったそうです。私は2015年にリリースされた地図を参考にしていました。やはり最新の情報は事前にチェックしておくことが重要ですね(教訓)

食後は「アヤメ平」に向かいました。至仏山から見ていて気になっていた場所です。ここは本当に絶景でした。至仏山・燧ヶ岳・平ヶ岳百名山が三座も間近に見ることができます。水面に揺れる山容も中々オツなものです。もうちょっと頑張って、ここで食事にすれば良かったかな?(トイレは戻ることになるけれど…)

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ここを出るとあとは鳩待峠までひたすら緩斜面を下って行くことになります。これが中々やっかいで、残雪があったり、雪解け水でビチャビチャにぬかるんでいたり、木道は濡れていたりで、尻もちをつくリスクがかなり高かったです。危うい目に何度かあったけど、無事に鳩待峠に到着。ご褒美に名物「花豆ソフトクリーム」を食べました。

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駐車場まで乗り合いタクシーで戻って、手近な所で入浴していこうということになり、駐車場目前の「尾瀬ぷらり館」へ。施設内の「戸倉の湯」は価格の割に浴場が狭く、洗い場の数も少なかったので混雑時は大変かな?でも併設されている「ネイチャーセンター」は尾瀬の歴史や環境保護について学べて意外と楽しめました。
夕食は沼田インター近くの「とんかつ トミタ」へ。沼田の名物は豚カツらしく、国道120号は「豚カツストリート」と名付けられています。座敷から見える景色が素晴らしいです。レジ前にはブラタモリの撮影で訪れたタモリさんの写真が飾ってありました。満腹のお腹を抱えて、高速の渋滞もなく帰宅することができました。

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感想

尾瀬の雄大な自然については、わざわざ私が語るまでも無く素晴らしいので、多くの人に体感してもらいたいです。また、今回の尾瀬探訪では訪れている人が少ないなと感じました。「石楠花のシーズンも一段落して、ニッコウキスゲには早すぎる」、といった混雑期の谷間に当たったからでしょうか。なんにせよゆったりと尾瀬をたんのできて良かったです。次に行くときこそは、燧ヶ岳を制覇してきたいものです。

参考データ

車中泊

  • 尾瀬第1駐車場:24時間毎に1,000円、洗面台、水洗トイレ有り
  • 乗り合いタクシー:(駐車場-鳩待峠間:片道)980円

入浴

  • 戸倉の湯(尾瀬ぷらり館内):500円

GPSデータ

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開始日時 2017/06/24 05:51:54 終了日時 2017/06/24 13:42:49
水平距離 20.91km 沿面距離 21.19km
経過時間 7時間50分55秒 移動時間 6時間19分38秒
全体平均速度 2.70km/h 移動平均速度 3.35km/h
最高速度 7.81km/h 昇降量合計 1217m
総上昇量 606m 総下降量 611m
最高高度 1971m 最低高度 1399m

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誕生日は富士登山!@富士山 2017.6.17

2017年6月17日、富士山の富士宮ルートに行ってきました。この日は私の誕生日。記念になる山歩きにしようと日本一の富士山に決めました。

既に梅雨入りしていたものの、この日の天気は晴れで、風もそよ風程度と絶好の登山日和!つい山頂からの絶景を期待してしまいます。事前の調べによると、九合五勺までは雪もなく歩けるようです。

この日のスタート時間は移動の都合もあって、8時半過ぎと少し遅め。余裕がなくて少し焦りがありました。でも過去2回の登頂ペースを考えると、問題なく山頂へ行けると考えていました。

雲海が眼前に広がるレストハウス(2,400m)をスタートするといいペースで高度をかせいでいけます。ですが3,000m少し手前から高度障害の兆候が出始めて体がふらつくように…。気づけばあまり写真も撮っていません…。

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8合目で休憩のついでにストックを取り出しました。体が安定化するのでやっぱり楽です。そして9合目に到着するも、気分が悪くて全く登る気力が湧いてこず…。そういえば初登頂のときも同じような症状が出てました。そのときはだましだまし登ってなんとかなりました。今回は誕生日を命日にしたくはなかったので、登頂を断念してここで引き返すことにしました。いいペースで登れていただけに撤退の決断はつらいですが、決断を先送りにしてもいいことがありませんしね…。

ただ下山を開始してからも大変で強い吐き気に悩まされ続け、症状が治まってきたのは新7合目のあたりで3,000mを切った頃でした。

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この新7合目で富士山の有名人S氏に偶然お会いしました(2週間前にも堀山でお会いしてますが…)。前日にも富士登山していたはずなので、なんとも凄い体力です。2人の常連さんと一緒に少しお話しをさせていただだいてお別れしました。(実は初登頂のとき、たまたま声を掛けていただいたS氏にアドバイス&同行いただいて何とか登頂できたのです。富士山でまた会えるなんて、これも何かの縁ですかね。)

このあとザレ場で足を滑らせて、派手に転ぶ羽目に…。肩に装着していたカメラを地面にぶつけてしまい、砂まみれの傷だらけに…(泣)山登りのときは壊れてもいいカメラの方が精神衛生上、よさそうです。まぁ五体満足で下山できたので良しとしましょう。

感想

「高山病なんて自分は大丈夫!」なんて過信をしている人は、きっちりとその報いを受けます。弾丸登山は危険と認識して、しっかり高度順応してからチャレンジするべきだったと反省です。また区間タイムを見て振り返ると、もう少しペースを落として休憩をしっかり取りながら登れば登頂できたかな?なんて考えてみたりして…。タラレバは禁物ですね。開山まであとわずかだけど、リベンジしてみたいなと思っています。

良くも悪くも記憶に残る誕生日になりました。誕生日を祝ってくれて、行動を共にしてくれた相棒に感謝です。

参考データ

駐車場

  • 富士宮口5合目駐車場:550台(開山後はマイカー規制により使用不可)

トイレ

  • 5合目レストハウス(営業時間内のみ使用可(水洗)と24時間使用可の2ヶ所)

 GPSログデータ

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開始日時 2017/06/17 08:40:43 終了日時 2017/06/17 14:52:19
水平距離 7.31km 沿面距離 7.73km
経過時間 6時間11分36秒 移動時間 4時間22分35秒
全体平均速度 1.25km/h 移動平均速度 1.77km/h
最高速度 5.11km/h 昇降量合計 2052m
総上昇量 1034m 総下降量 1018m
最高高度 3432m 最低高度 2387m

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ボッカ駅伝に出くわした週末@塔ノ岳 2017.6.4

2017年6月4日、丹沢の塔ノ岳に行ってきました。久々のソロ登山です。この日はちょうど「丹沢ボッカ駅伝競争大会」の開催日でした。

丹沢ボッカ駅伝とは

塔ノ岳の大倉尾根を利用して年1回行われるイベントで、今年で31回目。大倉から花立山荘までの標高差約1,000mを、4人のランナーが砂利袋をたすき代わりにしてリレー方式で駆け上がります。砂利袋の重さは部門別に40kg, 20kg, 10kgとあります。「大会」の名のもとに登山道補修用の砂利を運ばせてしまうというナイスなアイデアです(しかも参加料をとって…)。

ちなみに2016年度の実績だと、練習と大会当日を合わせて280袋(5.6t)分の砂利が運ばれたとのこと。ヘリでの輸送費や歩荷さんへお手当のことを考えるとかなりの経費削減効果がありますね。

行程

駐車場の混雑を想定して6時前には戸川公園に到着し、登山開始!

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早朝ということもあり登山道はガラガラでしたが、駅伝のチェックポイントとなる各小屋では多くの関係者が準備に携わっていました。

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この日は晴れて日差しがあるのだけど、静岡方面は雲が出ていて富士山は拝めず。また、登山道にも花はあまり咲いておらずカメラの出番はほとんど無し…。1人でのんびりと写真を撮りながら登るつもりだったので、少し残念でした。気づけば自己最高タイムで山頂に着いてました。

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山頂でコーヒーを飲んで休憩し、下山を開始。立山荘と堀山の中間地点くらいで駅伝のトップランナーと遭遇しました。

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給水のための伴走者や、走り終わって応援のランナー達が一気に駆け登ってきて、狭い登山道はしばらく登りの一方通行に…。

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何とか合間をぬって少しずつ下っていきます。堀山の家の前で最後のランナーを見送って、怒濤の駅伝集団的から離れることができました。あとはマイペースで下って無事にゴールです。

感想

もともとボッカ駅伝の日は塔ノ岳登頂を避けていたのですが、1度観戦してみたいこともあって敢えて行ってみました。40kgを背負って急勾配を登っていく選手の姿は迫力満点です。

某山小屋お手伝いのS氏が「昔の日本人は米俵(60kg)をかついでいた。その遺伝子を受け継いでいる我々だって60kgは背負えるはずだ!」と力説されてましたが、私なら25kgが限界でしょう。山は無理せずにマイペースで登りたいものです。

そういえば下山時に山頂直下で「チャンプ」に追い越されました。今日は何でも2往復するみたい。チャンプが駅伝に参戦したらどうなるのかとても気になりますね。

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GPSログデータ

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開始日時 2017/06/04 06:10:34 終了日時 2017/06/04 12:12:48
水平距離 13.61km 沿面距離 14.10km
経過時間 6時間02分14秒 移動時間 4時間59分25秒
全体平均速度 2.34km/h 移動平均速度 2.83km/h
最高速度 6.84km/h 昇降量合計 2429m
総上昇量 1212m 総下降量 1217m
最高高度 1498m 最低高度 293m

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満開のシロヤシオには早過ぎた@檜洞丸 2017.5.20

2017年5月20日、西丹沢の檜洞丸に行ってきました。そろそろ見頃になると思われるシロヤシオ(五葉ツツジ)が今回の山歩の目的です。

塔ノ岳(大倉尾根)・大山などの東丹沢と比べると、西丹沢はアクセスの悪さが泣き所です。高速道路を使っても現地に到着したのは8時前。西丹沢ビジターセンター周辺の無料駐車スペースは全て埋まっており、ウェルキャンプ場の駐車場のラスト1台のスペースに停めさせていただきました。西丹沢が1番混む時期とは言われていたけど、ここまで凄いとは想定外でした。

ビジターセンターで身支度を整えていざ出発。つつじ新道の登山口では、木漏れ日が幻想的な空間を演出してくれました。
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ここ数日は好天が続いていて、ゴーラ沢出合いの水量も少なくて一安心。苦手な渡渉も無事クリア。ここまではコースタイムで1時間、岩に腰掛けて休憩している人がチラホラといました。
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ゴーラ沢を過ぎるとえげつない急登が続きます。展望台を少し過ぎた所で、本日最初のシロヤシオが咲いていました。
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木道が出てくると傾斜も緩み、山頂までもう少し!
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ヘロヘロになりながらも何とか山頂に到着。山頂はかなりの人出です。ちょうど桜も咲いていて、まるで花見会場のよう!タイミング良くあいた近くのベンチで昼食をとりました。

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トイレをお借りするために、青ヶ岳山荘に向けて下ります。こちらの斜面からは蛭ヶ岳?丹沢山に続く稜線がよく見えます。いつもは向こう側からこちらを眺めているのですね。

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下山は犬越路経由でビジターセンターに戻ることにしました。山頂から下りはじめるとすぐに視界が開けて、富士山がドーン!(少しガスってますが…)こっちの登山道脇で昼食をとった方が良かったかもしれません。

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犬越路へ向かうルートは、急な下り坂や鎖場があったり、登り返しがあったりして肉体的に少しハードな感じ。でもピストンで戻るよりも圧倒的に景色を楽しめるので、下山ルートとしてはこちらの方がいいかな?

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犬越路からは東海自然歩道を通って用木沢出合へ、その後はキャンプ場沿いの林道を通ってゴールに到着!

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帰りは、車で10分ほど下った所にある日帰り温泉「ぶなの湯」で汗を流して帰りました。

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感想

今回の山歩でシロヤシオが咲いていたのはごく一部の木だけ。見頃にはほど遠くて残念でした。でも新緑がとても眩しくて、初夏の訪れを感じさせられる良い山歩でした。

西丹沢の山は東丹沢に比べると険しく、健脚者が好むような印象を受けます。久しぶりの暑い登山のせいか、はたまた体調不良のせいか、今回はは登りの中盤から大きくペースダウンを余儀なくされました。これからの季節に向けて暑さ対策やエネルギー補給の見直して、急登にも耐えられるコンディション作りが課題となりそうです。

参考データ

駐車場

  • 西丹沢ビジターセンター
  • 付近の路肩にも駐車可
  • ウェルキャンプ西丹沢(早朝で管理人がいない場合は下山後に支払います)

トイレ

  • 西丹沢ビジターセンター
  • 青ヶ岳山荘(山頂から少し下った所にあるので、重いザックは山頂へデポ)

GPSログデータ

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開始日時 2017/05/20 08:03:55 終了日時 2017/05/20 15:11:11
水平距離 12.58km 沿面距離 13.82km
経過時間 7時間07分16秒 移動時間 5時間32分20秒
全体平均速度 1.94km/h 移動平均速度 2.50km/h
最高速度 22.06km/h 昇降量合計 2317m
総上昇量 1168m 総下降量 1149m
最高高度 1615m 最低高度 552m

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展望と魅力のない百名山⁈@恵那山 2017.5.4

2017年5月4日、恵那山に行ってきました。今年の百名山巡りの第1弾です。

恵那山(標高:2,191m)

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長野県阿智村岐阜県中津川市にまたがる中央アルプス最南端の山です。この地で生まれ育った島崎藤村の著書「夜明け前」にも登場しています。

山頂は樹木で覆われており、展望が全くないことで有名です。その展望のなさゆえ、相方に「百名山巡りの100番目に登ればいい」とまで言わしめた山です。

今回、登頂すれば百名山制覇か?と言われればそんなことはなく、この時期に金銭的にも技術的にも行ける山が「恵那山しかなかった」というのが前倒しになった最大の理由です。

 

行程

恵那山を日帰りで制覇するために最短の時間・距離で行ける「広河原ルート」を使用します。2001年に開通した新しい登山道です。ただし、このルート、裏を返せばそれだけ急登ということになります。

広河原ルートの最新情報を得るために、平日(5月1日)に阿智村役場へ問い合わせてみました。その結果は下記の通り。
・駐車場、および登山口までの林道に通行不可の場所はなし
・駐車場は20台、さらに昨年10台分増設したので連休でも満車の心配はない
・駐車場にはトイレ(洋式:簡易水洗)あり
・山の上部は雪が残っているので冬山装備を持参のこと


5月3日の夕方に神奈川を出発しました。高速道路は未明から大渋滞、ワイドショーでその様子を見ていたので道中を心配していましたが、夜には解消していてすんなりと車中泊地「ヘブンスそのはら」の駐車場に到着しました。新しい車で初めての車中泊です。

起床後、身支度をととのえてから広河原ルートの駐車場に向かいます。ここからだと約15分で到着できます。
駐車場に着いてみると、村役場の情報と反して朝6時には20台分のスペースは満車となっていて、増設されたスペースに停めることになりました。(その後も続々と車がやってきたようで、下山時には路肩にも多数駐車してありました。役場の担当者の認識は少し違っているようです。)

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駐車場を出発して、本谷川沿いの林道を30分ほど歩くと広河原ルートの登山口に到着します。丸木橋を使って対岸に渡ると初っ端から急登です。全長約3kmのルート上には300mごとに案内板が設置され、進捗の目安として1/10、2/10、3/10…と記されています。この急登が5/10地点まで続きます。

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急登が一段落すると次は残雪がルート上を覆いはじめます。先人が通った踏み跡を使えばアイゼン不要で登れます。ただし下りはアイゼン必須です。

 振り返れば雄大な南アルプス中央アルプスの山並みを見渡すことができます。もう少し標高があがれば御嶽山も見えてきます。

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南アルプス

 

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中央アルプス

 

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御嶽山

 

山頂からの展望が悪いことはわかっているので、わずかなビュースポットも逃さないようにアンテナを張り巡らせます。

山頂が近づいてくると山肌は一面の雪。5月に入ったとはいえ、2,000m超のエリアではまだ雪山です。思うような歩幅では進めずに少し手こずりましたが何とか山頂へ到着。

事前の情報通り、山頂は木々に囲まれて全く展望はありません。「展望台」と呼ばれるものはあるものの、登っても「展望」がないのでただの「台」と呼んだほうが良いでしょう。三角点は雪の下でしょうか、確認できませんでした。

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ご存知の方が多いと思いますが、恵那山には山頂(2,190.8m)とは別に最高地点(2,191m)があります。広河原ルートからだと山頂を通り過ぎて避難小屋まで下り、少し登り返した位置にあります。ただし、この場所ははっきりとした目印がなく、ネットで調べても諸説あってわかりません。そのためGPS受信機で位置をおおよそ特定し、周囲を見渡しても高い所がない場所を今回の山行の最高地点としました。

昼食は避難小屋まで戻ってとりました。本日のメニューは、恒例となった「豚汁うどん」とそのバリエーションメニューの「牛カルビクッパうどん」です。材料と少量のお湯を鍋に入れて煮込み、粉末のつゆのもとで味を調えて、温玉を入れれば完成です。失敗することもなく、アツアツのウマウマで冷えた体も温まります。難点は材料が重いこと。材料を全部かついできてくれた相方に感謝です。

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避難小屋裏手の岩場に登ると南アルプスが一望できます。聖岳のうしろに富士山の山頂が少しだけ顔を出してくれました。

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避難小屋でアイゼン(6本)を装着して下山します。太陽が高く昇って雪が緩んできましたが、アイゼンは十分に効いています。ルートを逆から見てみると、登りで何気なく歩いていた雪の上も、少しコースを外れた所は雪庇になっていました。調子にのって踏み跡のないところを歩いていたら…と考えるとゾッとします。

5/10地点の手前でアイゼンを外し、軽くなった足で一気に下山します。それにしても1区間300mがやけに長く感じます。膝も痛み始めましたが何とか無事に登山口へ到着。ドロドロに汚れたアイゼンは河原で洗っておきました。

帰りの林道には、行くときには無かった落石(約40cm)が砕けて道の真ん中に…。「落石注意」の看板は単なる脅しではないようです。いつ落ちてきても対処できるように用心が必要だと改めて思い知らされました。

 

まとめ

「恵那山は展望のない山」、「面白味のない山」といった口コミもありますが、実際に登った感想としては「口コミよりも遥かにいい山だった」といったところでしょうか。派手さはありませんが、登る人それぞれにいろいろな楽しみ方が出来ると思います。きっと地元の人には大切にされている山でしょう。
神奈川からは少し距離があるのでそう何度も訪れることはできませんが、いつか別の時期、別のルートで登ってみてもいいかなと思わせてくれる山歩きでした。

タイトルのように「恵那山は展望や魅力がない山か?」と問われれば、私はきっとこう答えるでしょう、「否(いな→えな→恵那)」と…。(冷汗)

車中泊

ヘブンスそのはら駐車場(24時間開放、トイレ未確認)
車で数分下った場所にきれいな公衆トイレあり(花桃の里の隣)

 

ルート上のトイレ

広河原ルート駐車場
恵那山山頂小屋(避難小屋)のそば

 

バッチ

ー広河原ルートには有人小屋がないため購入できず。
車での帰路、「湯ったりーな昼神」で購入。

 

 

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開始日時 2017/05/04 06:11:38 終了日時 2017/05/04 14:30:50
水平距離 12.63km 沿面距離 13.31km
経過時間 8時間19分12秒 移動時間 5時間58分02秒
全体平均速度 1.60km/h 移動平均速度 2.23km/h
最高速度 10.13km/h 昇降量合計 2292m
総上昇量 1142m 総下降量 1150m
最高高度 2198m 最低高度 1100m


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恵那山(日本百名山:40座目)

シカに出会った週末@塔ノ岳 2017.4.15

2017年4月15日、丹沢の塔ノ岳に行ってきました。

約1ヶ月ぶりの山歩きです。久々に登った割には、登りで自己最高タイムが出たのでちょっぴり嬉しい!

 

さて、登山を始めた6年ほど前は、塔ノ岳に登るとよく山頂付近でシカを見かけていました。目の前に来られると角が怖い…(写真は2013~14年に撮影)。ですが最近は遭遇することも少なくともなりました。どちらかというとネコに出会うことが多いかな?

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参考画像

今回も山頂でシカに出会うこともなく下山を開始。それから40分、シカがいました!天神尾根分岐から少し上のベンチの辺り(標高1,120m:Google map参照)。

まだ幼いのか2頭とも体は小さめです。角も無く、お尻も白くてかわいいです。一生懸命に草を食べていて、なかなか頭を上げてくれませんでした。

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少し調べてみると、神奈川県により植生保護のため、シカの駆除がなされているようです。かわいそうな話ですが、動物と植物のバランスよく共生するためには必要なことなのでしょう。あまり姿を見なくなったのもこれが原因の一つでしょう。

 

もっと大きく育った頃、山の中を駆け回る彼らに再会したいものです。

 

開始日時 2017/04/15 07:35:28 終了日時 2017/04/15 13:32:36
水平距離 13.75km 沿面距離 14.32km
経過時間 5時間57分08秒 移動時間 5時間02分31秒
全体平均速度 2.41km/h 移動平均速度 2.84km/h
最高速度 5.99km/h 昇降量合計 2428m
総上昇量 1212m 総下降量 1216m
最高高度 1496m 最低高度 290m

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初めて水琴窟を聴く@多摩青梅七福神巡り 2017.4.2

2017年4月2日、多摩青梅七福神巡りに行ってきました。

もう4月だというのに、遅ればせながらのチャレンジです。本来は神様が家にいるといわれる松の内(元旦〜1/15)に行うものなので、今回は神様の留守宅を訪問することになりますね。

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特に決められた順路はないので、東青梅駅をスタート地点にして、遠くのポイントを最初に訪れ、最後はまた東青梅駅に戻るルートにしました。

 今回、気になっていたのはルート上にお店があまりないので、昼メシにありつけるかということ。結果的にランチタイムに青梅駅付近を通ることになったので、無事にいただくことができました。

食事をしたのは、青梅赤塚不二夫会館のそばにある「ボンボン亭」、スープ餃子のお店です。ランチメニューで500円とリーズナブルで満足でした。

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 各寺院は立派な建物が多くて驚きました。都内の七福神巡りだと、敷地の都合でこじんまりしている建物が多い印象だったので…。庭園を見ながらベンチで休憩しているだけで癒やされます。

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1番感動したのは、地蔵院の水琴窟。水琴窟は地中の空洞に音を反響させるような仕組みで、そこへ連続的に水滴を落として発せられる音を楽しむ日本庭園の装飾の1つです。どんなものかは知っていましたが、実際に耳にしたのは初めて。竹筒に耳を近づけると、とても澄みきった心地良い音色が聞こえてきます。これはぜひ体験してもらいたいです。あとで調べたら、宗建寺にも水琴窟があるようです。こちらも聞いておけば良かった。

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 最初の目的地の聞修院に向かう際、道を間違えてしまいましたがそこには美味しそうなパン屋さんが!開店前だったので外からながめるだけでしたが、店外にある薪釜にバゲットを入れているところでした。機会があれば再訪したいですね。

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Konohapan 山の麓のベーカリー&カフェ 薪窯パン工房 木の葉

 

無事に7つの寺院を巡ることができたので、今年も(今年こそは?)、幸せと財産が訪れてくれることでしょう。

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開始日時 2017/04/02 08:11:22 終了日時 2017/04/02 14:17:33
水平距離 16.67km 沿面距離 17.27km
経過時間 6時間06分11秒 移動時間 4時間47分37秒
全体平均速度 2.83km/h 移動平均速度 3.60km/h
最高速度 22.56km/h 昇降量合計 829m
総上昇量 445m 総下降量 384m
最高高度 326m 最低高度 150m

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