しろくまの宝箱

このブログでは、登山やカメラのこと、それらにまつわる買い物などを主に書いていきます。

リハビリ山歩 Part 1@塔ノ岳 2017.11.5

 

 2017年11月5日、丹沢の塔ノ岳(大倉尾根)に行ってきました。

膝痛の回復のために山歩きを離れて、あっという間に2ヶ月が過ぎました。ズボンの太腿回りがゆるくなって、逆に腰回りがきつくなったりで、体内の「肉バランス」が取れていることを実感しています。

先週トレランコースを歩いてみて、膝への不安感がかなり払しょくできたので、久々の山歩きへ繰り出しました。場所は「いつもの塔ノ岳(通算34回目)」です。連休で遠出ができるチャンスだったのに、私の勘違いでいつものコースになってしまいました。

3連休の最終日、天気も晴れ予報とのことで、大倉尾根はいつも以上に混雑しています。1年で1番混雑しているのではないのかな?駐車場では隣に富山ナンバーのマイクロバスがとまっていました。丹沢山までの百名山ツアーですかね。

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この時期最大の目的となる紅葉は「堀山の家」から「金冷シ」のあたりに見ごろの木がありました。これからもっと色が深くなるのかもしれませんが、全体的に淡い色合いです。(登るのに精一杯で写真を撮る余裕なし…。)

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登っていくに連れて段々と雲が多くなり、日差しを遮るようなこともたびたび…。ですが山頂では富士山がかろうじて顔を見せてくれました。

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初冠雪のニュースが流れていたので白く雪化粧した姿を想像していたのですが、夏と変わらぬ姿に拍子抜け…。ですが裾野に見える西丹沢方面には見事な紅葉が広がっていました。広い丹沢、場所や標高によって紅葉の進み具合もまちまちなので、あと数日で大倉尾根も違った姿が見れるかもしれませんね。年賀状のためにもう一度登るようかな?!

参考データ

GPSデータ

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開始日時 2017/11/05 07:20:46 終了日時 2017/11/05 13:16:35
水平距離 13.09km 沿面距離 13.61km
経過時間 5時間55分49秒 移動時間 5時間06分03秒
全体平均速度 2.29km/h 移動平均速度 2.67km/h
最高速度 5.99km/h 昇降量合計 2381m
総上昇量 1202m 総下降量 1179m
最高高度 1502m 最低高度 307m

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近所に絶好のトレーニングスポット発見!@飯山トレイルランニングコース 2017.10.30

2017年10月30日に厚木市の「飯山トレイルランニングコース(もみじコース)」を歩いてきました。

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台風一過で晴天のこの日、悪天候や膝痛で山歩きから2ヶ月離れていたのでトレーニングをしたいなと考えていました。でも思い立ったのが遅かったこともあり半ば諦めていたところ、市の広報にトレランコースのことが載っていたことを思い出しました。2012年に整備されたらしいけど、自宅から近すぎて興味がなくてまだ未踏。ここであれば車で20分もかからないので急いで身支度・装備を整えて家を飛び出しました。膝への負担を少なくするために装備は最低限のものを選別、カメラもiPhoneで間に合わせました。

 

車を中腹の「飯山観音」の駐車場に停めましたが、コースを正確にトレースするためにスタート地点の庫裡橋まで下ります。スタート地点のすぐそばに「飯山トレイルランニングステーション」があったけど、この日は開いてませんでした。看板には「手荷物預かり所」とあり厚木市観光協会が運営しているようです。(詳細情報なし)

スタート地点から車道を少し歩き、「飯山グラウンド」のゲート脇から本格的なトレイルへコースイン。初っ端からなかなかの勾配があって先が思いやられたけれど、緩急が適度にあっていいペースで歩けます。

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気がつけばスタート地点から30分程度で白山山頂に到着。展望台からは横浜方面から大山まで見渡せるパノラマが広がっています。この標高(283m)でもランドマークタワーがくっきり見えたのは意外です。

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山頂からの尾根道を5分ほど進めば「白山神社」に到着します。小さいながらも白山池があり、傍らには龍の像が鎮座しています。ここは古くから雨乞いの霊地となっていたようです。こんな尾根でも絶え間なく水をたたえていることに神秘を感じます。

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神社からまた尾根道を進み、「桜山」から「飯山白山森林公園」へ下っていきます。「紅葉の広場」といえども、紅葉具合はまだまだな感じがしました。

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これで上りも終わりかと思っていたら、グルっと周って「男坂」なる場所へ。ここを登って再度白山山頂へ向かうことになります。その名の通りなかなか手強かった…。

 

山頂を通り過ぎて、下山ルートに入ると間もなく「長谷寺」に到着。ここまで来るとあとは車道を一直線に下ればゴールです。

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感想

厚木市のホームページに掲載されているもみじコースの地図には「全長6.8km、高低差226m」とあり軽い気持ちで臨んだけれど、結局白山をニ登するのでそこそこの運動量はあります。下りには急な斜面はなくて、膝にも優しく、1人でも安全に下ることができました。初めてのコースだったので写真を撮ったり、ルートを確認したりで時間がかかったけど、ちょっとした空き時間にトレーニングができそう。自前のデータで比較すしたら、千畳敷カールから木曽駒ヶ岳ー宝剣岳をピストンしたときと同じ累積標高でした。これはなかなか!

帰りは裏道で帰ったら、10分で自宅に着きました。こんなに近かったのに、今まで訪れなかったことが残念です(しかも駐車場が無料ですし)。これからの気温が低いシーズン、十分に活用させてもらいます。

 

参考データ

駐車場

飯山観音

  • 桜や紅葉のシーズンの週末は混雑
  • 公衆トイレ(水洗)

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飯山グラウンド

  • スタート地点から離れているがコースすぐ脇なので周回可
  • 仮設トイレ(あった気がします。次回来訪時に確認してきます。)

 

 GPSデータ

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開始日時 2017/10/30 11:09:13 終了日時 2017/10/30 13:38:49
水平距離 6.24km 沿面距離 6.67km
経過時間 2時間29分36秒 移動時間 2時間12分21秒
全体平均速度 2.67km/h 移動平均速度 3.02km/h
最高速度 11.20km/h 昇降量合計 719m
総上昇量 365m 総下降量 354m
最高高度 305m 最低高度 63m

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旧型のMacBook Pro(Mid 2015)をあえて新品で購入した話 2017.10.6

2017年10月6日にMacBook Pro(Mid 2015)を購入しました。

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2010年にMacBook Airを買って以来なので7年ぶりの買い替えです。 さすがに7年経過するといつ壊れてデータが吹っ飛んでもおかしくない状態なので、清水の舞台から飛び降りてヘソクリがスッカラカンになりました。

MacBook Pro(Mid 2015)に決めた理由

最新型のMacBook Proが欲しいというのが本音ですが、さすがに30万円オーバーは高過ぎです。Touch Barも故障の原因になりそう。また、USB がType-Cのコネクターのみということで、今持っている周辺機器を使うには更なる投資が必要だし、SDカードスロットは本体に直付けされてた方が便利に決まってます。プロユースと同じ処理能力が必要なわけでもないので、割り切って2年前にリリースされたモデルに決めました。最新型じゃなくてもRetina displayなので画面がとても綺麗!メモリーも16GB搭載しているので、アプリもサクサク動くだろうし、将来のOSバージョンアップに対する備えも万全です。

どこで買うのが一番安いのか?

Apple製品はどこで買っても値引き額がほとんど変わらないのはよく知られたこと。少しでも安く買うためにApple公式の「整備済み製品」を買おうと思っていたけれど、どうやらヤマダ電機は「値引き+ポイント」があるらしい。 徹底的な価格交渉の結果、ポイントを加味すると新品なのに整備済み製品よりも大幅に安くなる条件を勝ち取ったので即決しました(フロア長の顔から笑みが消えていたのは言うまでもない)。


iPadを買ってからというもの、パソコンの使用頻度が大幅に下がっているのは残念な事実。せっかく買ったので今までやってみたかった写真のRAW現像や動画編集でもやって、何とかもとを取りたいなと思ってます。

雨の週末の合間にドライブ@草津白根山 2017.10.8

2017年10月8日に草津白根山に行ってきました。

久々の更新となります。天気に恵まれなかったり、スケジュールが合わなかったり、膝を痛めたりで9月は1度も山に行きませんでした。ひと月丸々と山歩きしなかったのは、6年間のキャリアで初のことです。いつまでも休んでいるわけにもいかず、膝と体力の回復を目的に草津へ向かうことにしました。

 

草津白根山(2,160m)

日本百名山の1つです。活火山でもあり噴火警戒レベルが設定されていて、山頂まで行くことができません。2017年6月にレベル1に引き下げられ、「草津白根レストハウス」の駐車場が使えるようになり、「湯釜」を望む展望台まで行けるようになりました。

また「草津白根山」と称した場合は、白根山・逢ノ峰・本白根山の三山の総称とする説もあり、その場合の最高峰は本白根山(2,171m)となります。

 

行程 

前日の22時に自宅を出発し、相方をピックアップして草津へ向かいます。ただし草津周辺は車中泊できる駐車場が少ないとの事前情報があり、草津白根レストハウスまで1時間弱で到着できる「道の駅 あがつま峡」で車中泊です。

翌朝、ルート上のセブンイレブンで朝食をとって、8時半頃に駐車場に到着しましたが、かなりの混雑。9時過ぎには駐車場に入れなかった車が県道上に並んで渋滞が発生してました。

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レストハウスの駐車場から展望台までは約20分。大半がコンクリートで整備されており、ハイヒールで登っている女性もいるほど。我々も「山を舐めてはいかん!」と思いつつも、空身でペットボトル片手に登ってしまいました…。

 

登山道(?)の途中で振り返ると、遠くには北アルプスの山並みがよく見えます。五竜岳鹿島槍も8月に苦労して登っただけあって、一発で見つけることができました。

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展望台はまだ早い時間にも関わらず多くの人がいます。湯釜に湛えられた水は何とも不思議な色ですがとても綺麗!火山ガスの成分が水に溶け込んで、ph1.0という強い酸性の水になっているのが原因のようです。蔵王の「お釜」とはまた違った色です。

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柵の向こうには山頂に向かう道が見えますが、今回は諦めます(監視員らしき人もいますし…)。

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白根山まで行きたかったのですが、夜には神奈川まで戻る必要があったので、今回は逢ノ峰までピストンし、弓池を1周して駐車場まで戻ってきました。本白根山の登頂は、白根山が山頂まで行けるようになったときに再訪することとしましょう。

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さて駐車場を出ると反対車線では駐車場待ちの縦走が数kmに渡って続いています。「最後尾は明るいうちに停められるのか?」と心配しつつも、我々はすいている道ををスイスイと下って草津の温泉街へ。車中でスマホで調べて「大滝乃湯」で日頃の疲れや痛めた膝を癒やしました。

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そのあとは折角なので一番の見どころの「湯畑」を見物に。こちらのお湯の色も見事なエメラルドグリーンでした。

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お腹もすいたので何故かパスタでランチをとり、デザートに老舗の「本家ちちや」で蒸したての温泉まんじゅうをいただいて、15時半頃帰宅の途につきました。走り慣れていない関越道は大渋滞で、相方を送り届けたりしたのもあって自宅に着いたのは22時。前日からの24時間で12時間以上を運転に費やすという過酷な山歩きでした。

 

感想

草津白根山は、誰でもお手軽に百名山登頂数を+1できる貴重な山です。家族・友人と登って、百名山巡りに引き込むきっかけとして絶好の場所だと思います。

白根山はたくさんの汗をかくほどの運動量ではないけれど、じっくり温泉に入って逆にたくさんの汗をかいて心身をリフレッシュするのもいいですね。

 

参考データ

車中泊情報

道の駅 あがつま峡(標高:485m)

  • 草津周辺の駐車場は、利用者のマナーの悪さから車中泊禁止の駐車場が多いとの情報あり。そのため確実に車中泊できる道の駅を選定
  • 道の駅 八ツ場ふるさと館(標高:625m)は車で10分程度しか離れていないけど、より草津に近い方が混雑すると想定してあがつま峡泊とした。
  • 駐車場奥のドッグランに併設している場所が、車の出入りがなくて静かと思われる。
  • 草津白根レストハウスの駐車場までは1時間弱

 

GPSデータ

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開始日時 2017/10/08 08:43:25 終了日時 2017/10/08 10:58:47
水平距離 4.06km 沿面距離 4.13km
経過時間 2時間15分22秒 移動時間 1時間31分29秒
全体平均速度 1.83km/h 移動平均速度 2.71km/h
最高速度 5.69km/h 昇降量合計 356m
総上昇量 173m 総下降量 183m
最高高度 2120m 最低高度 2004m

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登山用カメラの候補として富士フィルム「X-T2」を買ってみた@マップカメラ 2017.9.3

新しいカメラを買いました。富士フイルムX-T2です。α7IIを下取りに出しての入れ替えです。

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山歩き用にOM-D E-M5 Mark2、それ以外の用途にα7IIを買ったのだけど、2マウントを維持するのは多くの費用とスペースが必要で、社畜サラリーマンにはその余裕が無いことに買ってから気付くという無能っぷり…。しかも使用するシーンの9割以上が山という状況。無駄なものを処分すべく、マウント整理に取り組むことにしました。 

まず決めたのはα7IIを処分すること。フルサイズでボディがコンパクトでも、レンズがデカくて値段も高い。山に持ち出しても、壊してしまうのではないかと変に気を使ってしまう。これを残しても使用頻度は高まりそうにありません。 

次に考えたのが、E-M5 Mark2の不満点を解消できる機種を選定・購入すること。最終的にE-M5 Mark2を売却して、「マウント整理完了!」というシナリオです。

E-M5 Mark2の不満点をざっとあげるとこんな感じ。

  • グリップが小さいのでPROレンズ(M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO)装着時のバランスが悪い
  • あまりボケない(ファインダーで見たときはよくボケているが、記録された画像はあまりボケていない)
  • 起動に時間がかかる
  • 電源スイッチが左側にあって片手では使いにくい
  • バリアングル液晶は使いにくい

さて何を買おうか? 

ボケに影響してくるセンサーサイズをどうするか?これは単純にマイクロフォーサーズよりも大きく、フルサイズよりも小さいということで「APS-C」に決めました。

安価で軽い広角ズームレンズがあること、そしてバッテリーが長くもつことからキヤノンニコンの中級機も考えました。でもミラーレス機を1度使ってしまうと、サイズ感やファインダーを覗いたときの情報量の差などが耐え難く、結局ミラーレス機から選ぶことにしました。

そこで浮上してきたのが富士フイルムX-T2。上記の不満点を解消することができ、かつ撮って出しの色合いがとても良いとのこと。ほとんどの設定をダイヤル操作で行えて、ボディ形状も格好良い。一目惚れでX-T2に決定しました。

レンズはとりあえず単焦点を1本を買って様子見ということで、ボケ重視のXF35mm F1.4 Rを選びました。山歩き用の標準ズームは、キットレンズのXF18-55mm F2.8-4.0 R LM OISをオークションで安く入手しようかなと検討中。

お金の工面をどうするか?

マップカメラで下取り額を調べたところ、期間限定の下取り額5%Upのキャンペーン中!α7IIとレンズは購入時のキャッシュバックを考慮すると、買値とほぼ同額で下取りできそうだったので損をすることはありません。X-T2の販売価格も底値に近く、レンズの代金を加えてもお釣りがきます。富士フイルムでもキャッシュバックキャンペーンの締め切りも近かったので即決しました。(翌日には2万円値上がりしていたので絶妙のタイミング!)

X-T2はE-M5 Mark2の後釜になれるのか?

私見ですが、E-M5 Mark2と比較して以下のように感じました。

  • どちらも防塵防滴&耐低温ボディ
  • 重さ(バッテリー等込)は、E-M5 Mark2比で11g重いだけ(α7IIよりも92gも軽い)
  • X-T2は本体のUSBポートからバッテリーが充電可能(E-M5 Mark2ではモバイルバッテリーが使える充電器を携行していた)
  • 広角ズームレンズXF10-24mm F4 R OISは、実売価格10万円弱、410g。M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは12万円強、534g。「安くて軽いは正義!」
  • グリップはE-M5 Mark2よりしっかりしている(α7IIよりは細いけど…)
  • 個人的にバリアングルよりもチルト液晶が好み

気になる所としては以下のようなところでしょうか。

  • ボディ内手ぶれ補正がない
  • センサーダスト除去と防塵防滴性能は、E-M5 Mark2が強力

X-T2に移行したほうがメリットは多いですが、登山用カメラとしての要の部分が弱くなってしまうのは不安です。やはりアウトドアユースでの信頼性は、オリンパスに一日の長がありますからね。

X-T2のレンズが揃うまでは、E-M5 Mark2は山歩き用として残しておきますが、本来の目的であるマウント整理ができるかは微妙です(苦笑)。

いずれにせよX-T2には長く付き合える相棒になってもらいたいです。 

アヤメ平から眺めた百名山@尾瀬 2017.6.24

2017年6月24日に尾瀬に行ってきました。

昨年、百名山巡りで「至仏山」に登っていて、その続きで「燧ヶ岳」に行くというプランがあったのですが、最短ルートの登山口である「尾瀬御池」に仕事明けで行くには遠すぎること、そして最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)直下には雪の壁があって前爪のあるアイゼン・ピッケル推奨との情報があり、今回は見送ることにしました。その代わりに至仏山から眺めて気になっていた尾瀬湿原を歩くことにしました。

日付が変わる頃に「尾瀬戸倉第1駐車場」へ到着して車中泊。夜が明けると車であふれかえっているだろう…と思いきや、半分も駐まっておらずに拍子抜け…。並ぶことなく乗り合いタクシーで「鳩待峠」へ向かうことができました。

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鳩待峠ービジターセンター間は、早歩きで移動します。それというのも、昨年ここで「クマ」に遭遇したからです。今年は姿を見ることもなく通過することができ、ホッと胸をなで下ろしました。(写真は去年撮影したもの)

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ビジターセンターを抜けると目的の湿原が眼前に広がります。本当に写真や映像で見たとおりの絶景、「This is 尾瀬!」といった感じです。正面には「燧ヶ岳」、振り返れば「至仏山」と百名山に挟まれていることを体感できました。

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水芭蕉のピークは過ぎていたけれど、名前を知らない数多くの花々が出迎えてくれました。湿原を満喫していましたが、楽しいときはアッという間に過ぎてしまうもので、気付けば湿原の終わりの「見晴」に到着です。ここで引き返したら鳩待峠にはお昼前に着いてしまう。せっかく尾瀬まで来たので「八木沢道」を通って富士見平小屋へ行き、昼食後にアヤメ平を経由して鳩待峠に戻ることにしました。

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見晴にある小屋の裏手から八木沢道へ入ります。さっきまでの尾瀬とは違う「別の尾瀬」がそこにはありました。うっそうと繁った木々の間を抜ける平坦なルートには人気(ひとけ)が全くありません。何より1番怖かったのがクマが出そうな雰囲気だったこと。こんな所では襲われても、誰にも気付いて貰えそうにありません…。熊鈴を手で鳴らしながら、ひたすら早足で進みました。
八木沢橋を過ぎたあたりからは上空が開けて、本格的な登りが始まります。ここまで来ればクマの心配は無いような気がします。(この先で野ウサギが目の前を横切ったときには冷や汗が出ましたが…)

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見晴-富士見平間の標高差は約450m。普段なら苦も無く登れる高さですが、前週の富士登山の疲れもあってか脚が重いのなんの…。「十二曲がり」と呼ばれる急坂では、「脚が重い…、脚が重い…」と愚痴っていたような気がします。このときは「富士見平小屋で美味しい小屋メシ」を食べることだけを楽しみに登ってました。そう、富士見平に着くまでは…。

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富士見平に到着して小屋を見ると何か様子がおかしい。ガ~ン!まさかの休業中です。小屋メシをあてにしてきたので、満足な食事を用意してません(冷汗)。まぁ予定より早く到着できたので、お腹の方もまだ多少の余裕はあります。やむを得ず非常用に残しておいたおにぎりやパンを食べてしのぐことが出来ました。ついでに冷やしてきた「ALL-FREE」をグビッと!

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※富士見平小屋は2015年をもって、82年にわたる営業をやめてしまったそうです。私は2015年にリリースされた地図を参考にしていました。やはり最新の情報は事前にチェックしておくことが重要ですね(教訓)

食後は「アヤメ平」に向かいました。至仏山から見ていて気になっていた場所です。ここは本当に絶景でした。至仏山・燧ヶ岳・平ヶ岳百名山が三座も間近に見ることができます。水面に揺れる山容も中々オツなものです。もうちょっと頑張って、ここで食事にすれば良かったかな?(トイレは戻ることになるけれど…)

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ここを出るとあとは鳩待峠までひたすら緩斜面を下って行くことになります。これが中々やっかいで、残雪があったり、雪解け水でビチャビチャにぬかるんでいたり、木道は濡れていたりで、尻もちをつくリスクがかなり高かったです。危うい目に何度かあったけど、無事に鳩待峠に到着。ご褒美に名物「花豆ソフトクリーム」を食べました。

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駐車場まで乗り合いタクシーで戻って、手近な所で入浴していこうということになり、駐車場目前の「尾瀬ぷらり館」へ。施設内の「戸倉の湯」は価格の割に浴場が狭く、洗い場の数も少なかったので混雑時は大変かな?でも併設されている「ネイチャーセンター」は尾瀬の歴史や環境保護について学べて意外と楽しめました。
夕食は沼田インター近くの「とんかつ トミタ」へ。沼田の名物は豚カツらしく、国道120号は「豚カツストリート」と名付けられています。座敷から見える景色が素晴らしいです。レジ前にはブラタモリの撮影で訪れたタモリさんの写真が飾ってありました。満腹のお腹を抱えて、高速の渋滞もなく帰宅することができました。

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感想

尾瀬の雄大な自然については、わざわざ私が語るまでも無く素晴らしいので、多くの人に体感してもらいたいです。また、今回の尾瀬探訪では訪れている人が少ないなと感じました。「石楠花のシーズンも一段落して、ニッコウキスゲには早すぎる」、といった混雑期の谷間に当たったからでしょうか。なんにせよゆったりと尾瀬をたんのできて良かったです。次に行くときこそは、燧ヶ岳を制覇してきたいものです。

参考データ

車中泊

  • 尾瀬第1駐車場:24時間毎に1,000円、洗面台、水洗トイレ有り
  • 乗り合いタクシー:(駐車場-鳩待峠間:片道)980円

入浴

  • 戸倉の湯(尾瀬ぷらり館内):500円

GPSデータ

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開始日時 2017/06/24 05:51:54 終了日時 2017/06/24 13:42:49
水平距離 20.91km 沿面距離 21.19km
経過時間 7時間50分55秒 移動時間 6時間19分38秒
全体平均速度 2.70km/h 移動平均速度 3.35km/h
最高速度 7.81km/h 昇降量合計 1217m
総上昇量 606m 総下降量 611m
最高高度 1971m 最低高度 1399m

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誕生日は富士登山!@富士山 2017.6.17

2017年6月17日、富士山の富士宮ルートに行ってきました。この日は私の誕生日。記念になる山歩きにしようと日本一の富士山に決めました。

既に梅雨入りしていたものの、この日の天気は晴れで、風もそよ風程度と絶好の登山日和!つい山頂からの絶景を期待してしまいます。事前の調べによると、九合五勺までは雪もなく歩けるようです。

この日のスタート時間は移動の都合もあって、8時半過ぎと少し遅め。余裕がなくて少し焦りがありました。でも過去2回の登頂ペースを考えると、問題なく山頂へ行けると考えていました。

雲海が眼前に広がるレストハウス(2,400m)をスタートするといいペースで高度をかせいでいけます。ですが3,000m少し手前から高度障害の兆候が出始めて体がふらつくように…。気づけばあまり写真も撮っていません…。

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8合目で休憩のついでにストックを取り出しました。体が安定化するのでやっぱり楽です。そして9合目に到着するも、気分が悪くて全く登る気力が湧いてこず…。そういえば初登頂のときも同じような症状が出てました。そのときはだましだまし登ってなんとかなりました。今回は誕生日を命日にしたくはなかったので、登頂を断念してここで引き返すことにしました。いいペースで登れていただけに撤退の決断はつらいですが、決断を先送りにしてもいいことがありませんしね…。

ただ下山を開始してからも大変で強い吐き気に悩まされ続け、症状が治まってきたのは新7合目のあたりで3,000mを切った頃でした。

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この新7合目で富士山の有名人S氏に偶然お会いしました(2週間前にも堀山でお会いしてますが…)。前日にも富士登山していたはずなので、なんとも凄い体力です。2人の常連さんと一緒に少しお話しをさせていただだいてお別れしました。(実は初登頂のとき、たまたま声を掛けていただいたS氏にアドバイス&同行いただいて何とか登頂できたのです。富士山でまた会えるなんて、これも何かの縁ですかね。)

このあとザレ場で足を滑らせて、派手に転ぶ羽目に…。肩に装着していたカメラを地面にぶつけてしまい、砂まみれの傷だらけに…(泣)山登りのときは壊れてもいいカメラの方が精神衛生上、よさそうです。まぁ五体満足で下山できたので良しとしましょう。

感想

「高山病なんて自分は大丈夫!」なんて過信をしている人は、きっちりとその報いを受けます。弾丸登山は危険と認識して、しっかり高度順応してからチャレンジするべきだったと反省です。また区間タイムを見て振り返ると、もう少しペースを落として休憩をしっかり取りながら登れば登頂できたかな?なんて考えてみたりして…。タラレバは禁物ですね。開山まであとわずかだけど、リベンジしてみたいなと思っています。

良くも悪くも記憶に残る誕生日になりました。誕生日を祝ってくれて、行動を共にしてくれた相棒に感謝です。

参考データ

駐車場

  • 富士宮口5合目駐車場:550台(開山後はマイカー規制により使用不可)

トイレ

  • 5合目レストハウス(営業時間内のみ使用可(水洗)と24時間使用可の2ヶ所)

 GPSログデータ

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開始日時 2017/06/17 08:40:43 終了日時 2017/06/17 14:52:19
水平距離 7.31km 沿面距離 7.73km
経過時間 6時間11分36秒 移動時間 4時間22分35秒
全体平均速度 1.25km/h 移動平均速度 1.77km/h
最高速度 5.11km/h 昇降量合計 2052m
総上昇量 1034m 総下降量 1018m
最高高度 3432m 最低高度 2387m

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